「日本語と英語」と「標準語と方言」、バイリンガル脳の共通点について考えてみた。

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こんにちは。海外大卒ママこと、Yukkieです。

今回は、「日本語と英語」のバイリンガルではなく、「標準語と方言」のバイリンガルについてお話したいと思います。

我が家の長男は、東京で生まれ、4歳の時に広島に引っ越してきました。

最初は今まで聞いたことのない言語に戸惑いを感じていたようですが、引っ越して早数か月。すでに広島弁を習得しています。

完全に広島弁とまでは言いませんが、語尾が広島弁になったり、イントネーションが広島弁寄りになったりしていて、子どもの吸収力はほんとにすごい!と驚いています。

そんなことを思っていた時に、「標準語と方言」バイリンガルに関する興味深い記事を見つけたので、ご紹介したいと思います。

「標準語と方言」のバイリンガルの子供の”バイリンガル脳力”

ケンブリッジ大学の研究チームが、キプロスの子どもたち136人を、「①複数言語を話す子供」、「②複数の方言を話す子供」、「③1つの言語(方言)のみ話す子供」の3グループに分け、様々なテストを行ったそうです。

そしてその結果、①と②のグループの認知能力に、ほとんど差がないことがわかったそうです。

外国語を話すバイリンガルの子どもは、脳が活性化し学習能力が高いことは多くの研究で知られているが、標準語に加えて方言を話す子どももバイリンガル並みに「脳力」が高いことが明らかになった。

英ケンブリッジ大学のチームが研究をまとめ、認知心理学誌「Cognition」(電子版)の2016年4月27日号に発表した。

https://www.j-cast.com/2016/06/14269484.html?p=all
Yukkie
Yukkie

とても興味深い結果ですね!

「標準語と方言」、「日本語と英語」、同じ”バイリンガル脳”として相通ずるものとは?

本気で方言で話されると、ほんと外国語と同じくらい何言ってるのかわからないですよね。

(私もガチの広島弁で話されたら、半分以上理解できません。。)

複数の言語を操るマルチリンガルは、その時々に応じて、脳内で言語の切り替えを行う「スイッチング」を柔軟に行っているそうです。

幼児期に「日本語と英語」を母国語として習得するのと、「標準語と方言」を習得するのでは、脳内で言語のスイッチングを行うという意味では、同じ脳の使い方をしているということになります。

シンガポールや香港のように、複数の言語が混在している社会では、子どもの時から数か国語話せるのが普通なので、日本人より脳力が高い…ということもあるのかな?と思ったり。

どちらも急速に発展している国(香港は厳密には国ではないですが)なので、なにか関係性があるのかが気になるところです。

まとめ

複数の言語を操るマルチリンガルは、その時々に応じて、脳内で言語の切り替えを行う「スイッチング」を柔軟に行っていると言います。

これは、「複数の言語」だったとしても、「標準語と方言」だったとしても、同じことが言えると思います。

ただ、マルチリンガルには、言語習得がどれも中途半端になって深い思考ができなくなるというリスクもあるので、言語をたくさん習得すればそれだけ脳が発達する!という簡単な話でもなさそうです。

標準語と方言と英語。この3つの言語を我が家の子どもたちは巧みに操れるようになるのか。

期待をこめながら、でも慎重に、マルチリンガル教育を進めていきたいと思います。

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